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昨今の物価上昇、続く値上げラッシュ——。多くの家庭が「少しでも家計の足しになれば」と投資に関心を持つ中で、驚きの成功を収めた一人の会社員が注目を集めています。
X(旧Twitter)で活動するココロ(@56cocoro3)さんは、2021年にわずか300万円から投資をスタートし、わずか4年足らずで金融資産1億円を突破。いわゆる“億り人”となりました。
「一体どんなポートフォリオなのか」「300万円が4年で1億円って現実に可能なの?」とSNSでは大きな話題に。ココロさんの投資ストーリーには、私たちにもヒントになる点がたくさんありました。
投資を始めたきっかけは「会社での出世のコスパ」
ココロさんが投資を始めたのは2021年4月。当時はコロナ禍の真っただ中で、経済の先行きは見通せない状況でした。
「もし今の会社で取締役になったとしても、何年かかる? 年収は? コスパが悪いな」と感じていた中で、資産形成で自由を手にした取引先の人物と出会い、「こんな生き方があるのか」と衝撃を受けたそうです。
初期は王道の分散投資、やがて“個別株集中投資”へ
スタート時の運用方針は、アメリカのS&P500 ETF、日本の大企業株、金や債券など、王道の分散投資。しかし、2023年10月、個別株をファンダメンタルズで選ぶスタイルへ大胆に転換します。
この決断が、資産の爆発的な成長のきっかけとなりました。
大きな成功を呼び込んだ2つの銘柄
■ 雪印メグミルク
「原材料価格や値上げのタイミングを徹底的に調べ、業績悪化リスクが低く、PBR1倍割れの是正テーマに合致している」と判断。自社株買い・増配の可能性に賭けたこの投資は、300万〜500万円の利益を生み出しました。
■ 住信SBIネット銀行
「DX化が進めば人手不足→賃金上昇→政策金利上昇」との読みから、金利上昇が業績に直結するネット銀行に注目。BaaSによる預金増加の可能性も評価し、長期保有。最終的にはTOB(公開買い付け)で大きな利益となり、1億円への道を大きく押し上げました。
失敗も糧にした「空売り体験」
一方で、失敗から学んだことも。
政府クラウドのニュースを受けて急騰した「さくらインターネット」を空売りし、100万円超の損切り。
「国策に売りなし」という格言を知らず、根拠の薄いトレードだったと反省。失敗も成長の糧とした姿勢は、多くの投資家が見習いたい点です。
年間利回り145%!“億り人”のその後は?
2023年の年間利回りは14.37%、翌年には94.36%、2025年5月にはなんと145.05%という驚異的な成績。
それでもココロさんは謙虚なまま。「景色は何も変わっていない。ただ、複利の力を得られる立場になれたことが嬉しい」と語ります。お金を派手に使うことはせず、「親や周囲の人にごちそうするくらい」と堅実そのもの。
次なる目標は資産15億円とのこと。「33倍の成功体験があるから、15倍も現実的に感じられる」と語り、マーケットでの挑戦を楽しんでいるようです。
トランプ相場の中でどう立ち回る?
米国の関税政策により、市場は不安定さを増しています。
ココロさんは「内需中心」「為替の影響が小さい」「海外依存度の低い」銘柄に着目し、リスクを限定的に抑える方針で乗り切ろうとしています。
まとめ:億り人の姿に学ぶ、成功のカギは「個別株集中投資」
ココロさんの投資スタイルから感じられるのは、「とにかく株が好き」「勉強を惜しまない」「リスクと向き合う覚悟」——そして、「個別株集中投資」。
投資には再現性がない側面もありますが、その姿勢や考え方には、大いに学べる部分があります。
家計の足しに、老後の備えに、資産形成に——私たちも自分のペースで、投資との向き合い方を見つけていきたいものですね。
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