
先日、新宿の伊勢丹前でバスを待っていたときのことです。ちょっと考えさせられる、というか、正直に言ってモヤモヤが収まらない出来事があったので、ここに書き留めておこうと思います。
バス停で並んでいると、隣にいらっしゃった車椅子の女性からふと話しかけられました。何気ない世間話から始まったのですが、彼女が少し疲れた表情で「実はね、先日本当に驚くことがあって…」と、ある区役所での出来事を話してくれたのです。
その内容は、日本の福祉制度のあり方について深く考えさせられるものでした。
■ 順番が来ない…区役所の窓口で起きたこと
彼女はその日、身体障害者手帳の更新手続きをするために区役所(江東区だそうです)を訪れたそうです。
窓口に着くと、前の手続きが長引いているようで、なかなか彼女の順番が回ってきません。ふと前を見てみると、そこには中国人の集団がいたそうです。
その外国人の方々は全く日本語が話せない様子で、そばにいる一人の女性が付きっきりで通訳をしながら、何やら複雑な手続きを窓口で進めていました。
「ずいぶん熱心な通訳さんがついているんだな」
最初はそう思って見ていたそうなのですが、手続きが長引く中で会話が漏れ聞こえてくるうちに、彼女は耳を疑うような事実に気づいてしまったといいます。
■ 通訳だと思っていた女性の「正体」と、驚きの受給実態
よくよく話を聞いてみると、その中国人グループは、なんと**日本で生活保護を受給している人たち**だったのです。さらに驚いたのは、彼らのサポートをしていた女性の正体でした。
てっきり民間やボランティアの通訳かと思いきや、彼女は**区役所の職員(生活保護のケースワーカー)**だったのです。
つまり、こういう構図です。
- 日本語が全く話せない外国人の集団が、日本で生活保護を受給している。
- さらに、障害者福祉の手続き(タダ乗りとも言えるような状況)をするために役所を訪れている。
- その手続きのために、日本人の税金で雇われた区役所職員が、つきっきりで「通訳」としてお世話をしている。
■ 誰のための、何のための「福祉」なのか
彼女は、自分が障害者手帳の更新という正当な手続きのために静かに順番を待っている横で、税金によって手厚くサポートされながら次々と手続きを済ませていく外国人の姿を見て、何とも言えないやりきれない気持ちになったと語っていました。
日本の福祉制度は、本来、日本で懸命に働き、税金を納めてきた人々や、真に困窮している国民を支えるためのセーフティネットであるはずです。
しかし、現実に起きているのは、
「日本人が納めた税金で、日本語も話せない外国人の生活保護や障害者福祉を賄い、さらにその手続きのための通訳まで税金で用意している」
という歪んだ状況でした。
本末転倒とは、まさにこのことではないでしょうか。
身近な場所で真面目に生きている人が割を食い、制度の網の目をくぐるような形で福祉の恩恵をフルに受けている人がいる――。新宿の雑踏の中で聞いたそのお話は、今の日本の仕組みが抱える大きな矛盾を物語っている気がしてなりませんでした。
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