1月は、1月効果(January effect)で、ただ買って保持さえしていれば儲かる相場でした。
1月効果とは、1月に株価が上昇トレンドを示しやすくなる季節的な現象のことです。
この現象を発生させる原因として、①投資家が12月末に評価損を確定し、1月に買い戻すことによって節税を実現しようとする「Tax-Loss取引仮説」や②機関投資家が年末に提出する保有資産のレポートをよく見せようとするため、12月末にイメージの悪い株をいったん売るという「Window dressing仮説」などが考えられています。
2月から3月にかけては、「節分天井、彼岸底」と言われています。
これは、節分の頃(2月上旬)に高値をつけた後は下降し、彼岸の頃(3月中旬)に安値をつけるというものです。
1月効果で上昇した新春相場は、節分の頃までは強い上昇が続き、その後、3月期決算企業の決算発表を控えて、次第に調整局面を迎えると言われています。
さて、今年はどうなるでしょうか?
励みになりますのでぜひクリックお願いします。